ISO14001対策室
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ISO14001概要

4.3.3目的、目標及び実施計画     文書類

 組織は、組織内の関連する部門及び階層で、文書化された環境目的及び目標を設定し、実施し、維持すること。
 目的及び目標は、実施できる場合には測定可能であること。そして、汚染の予防、適用可能な法的要求事項及び組織が同意するその他の要求事項の順守並びに継続的改善に関するコミットメントを含めて、環境方針に整合していること。
 その目的及び目標を設定しレビューするにあたって、組織は、法的要求事項及び組織が同意するその他の要求事項並びに著しい環境側面を考慮に入れること。また、技術上の選択肢、財務上、運用上及び事業上の要求事項、並びに利害関係者の見解も考慮すること。
 組織は、その目的及び目標を達成するための実施計画を策定し、実施し、維持すること。実施計画は次の事項を含むこと。
a)組織の関連する部門及び階層における、目的及び目標を達成するための責任の明示
b)目的及び目標達成のための手段及び日程

 【目的】中長期の計画等のことを目的とします。「3年後にエネルギー使用量を10%削減する」などです。数値は入れずに、数値は目標で表すなどでも良いと思われます。

 【目標】短期的な計画等のことを目標とします。「2006年にエネルギー使用量を3%削減する」などです。

 【測定】目的や目標を数値で表すことです。

 【組織は、組織内の関連する部門及び階層で、文書化された環境目的及び目標を設定し、実施し、維持すること。】
 4.3.1環境側面の条項で決定した著しい環境側面に目的・目標を設定します。
まず、目的・目標を設定する著しい環境側面を決定し、削減率等を含めた目的・目標を設定します。なるべく、組織全体で取り組むためには、すべての部署で目的・目標を設定することをお勧めします。

 【目的及び目標は、実施できる場合には測定可能であること。】
 目的・目標は数値化することが望ましいと言えます。数値にしにくい場合でも何らかの指標などを元に数値化すれば良いと思います。また、数値化した方が、取り組みをする上で取り組む人もやる気が出ると思います。

【そして、汚染の予防、適用可能な法的要求事項及び組織が同意するその他の要求事項の順守並びに継続的改善に関するコミットメントを含めて、環境方針に整合していること。

環境方針にて約束した事項は必ず、目的・目標に取り上げなければなりません。環境方針に整合すること、というのはそういうことです。
 環境方針で約束した事項さえ、満たしていれば良いので、目的・目標の設定されて、環境方針に無いというのがあっても特に問題はありません。


 【その目的及び目標を設定しレビューするにあたって、組織は、法的要求事項及び組織が同意するその他の要求事項並びに著しい環境側面を考慮に入れること。また、技術上の選択肢、財務上、運用上及び事業上の要求事項、並びに利害関係者の見解も考慮すること。】
 ここも難しく記載してありますが、今までの条項をしっかりやっていれば、それほど問題になるところではありません。著しい環境側面との関連は上でやってます。また、法規に関しても4.3.2でやっています。
 著しい環境側面として特定されても、「技術上の選択肢、財務上、運用上及び事業上の要求事項」などを考慮した結果、目的及び目標に設定できない場合もある。そのような場合は運用管理で対応し監視測定を行い、現状より悪くならないように努める。
 また、考慮した結果、技術導入に費用がかかり、導入が困難な場合は運用管理で対応し監視測定を行い、現状より悪くならないように努める。
 部署内での達成目的として運用されている場合は、そのまま目的・目標として取り上げても構わないが、環境影響の大きさについては考慮する必要があるということになります。目的・目標に取り上げない著しい環境側面については、運用管理にて詳しく述べます。

 目的・目標は見直しを行わなければなりませんので、せめて年1回の見直し、またはその都度見直すとか、環境の責任者が必要と認めた場合としておいた方が良いかも知れません。そうすると、特に数値目標を変更する際に便利になります。数値目標を見直す場合というのは、たとえば、最初に10%削減としたのに、実際に始めたら20%削減できてしまったと言うような場合です。

 【組織は、その目的及び目標を達成するための実施計画を策定し、実施し、維持すること。実施計画は次の事項を含むこと。
a)組織の関連する部門及び階層における、目的及び目標を達成するための責任の明示
b)目的及び目標達成のための手段及び日程
 実施計画を立てます。その実施計画には、部門の階層における責任の明示、達成するための手段と日程が必要となります。
 責任者とは、実施責任者や実施担当者などを決めます。手段と日程とは、対策内容と計画となります。中長期の計画及び短期の計画を立てます。短期の計画について、手段として対策する内容を記載しましょう。では、どのようにしてその内容を記載するかと言いますと、QC手法等を使用して作成すると良いでしょう。


 ここの条項は4.3計画の最後の条項になります。ISO14001を導入するための方針を打ち出し、あなたの組織でどのようなことが環境に影響しているか、そしてどのような法的要求事項があるか、何に対して対策をしなければならないのかをここままで決めたことになります。


自己啓発・脳力開発のIAX研究所
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