ISO14001対策室
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ISO14001概要 4.5.3不適合並びに是正処置及び予防処置 文書類 組織は、顕在及び潜在の不適合に対応するための並びに是正処置及び予防処置をとるための手順を確立し、実施し、維持すること。その手順では、次の事項に対する要求事項を定めること。 a)不適合を特定し、修正し、それらの環境影響を緩和するための処置をとる。 b)不適合を調査し、原因を特定し、再発を防ぐための処置をとる。 c)不適合を予防するための処置の必要性を評価し、発生を防ぐために立案された適切な処置 を実施する。 d)とられた是正処置及び予防処置の結果を記録する。 e)とられた是正処置及び予防処置の有効性をレビューする。 とられた処置は、問題の大きさ、及び生じた環境影響に見合ったものであること。 組織は、いかなる必要な変更も環境マネジメントシステム文書に確実に反映すること。 【顕在不適合】発生している不適合のこと 【潜在不適合】将来、発生する可能性のある不適合のこと 【組織は、顕在及び潜在の不適合に対応するための並びに是正処置及び予防処置をとるための手順を確立し、実施し、維持すること。その手順では、次の事項に対する要求事項を定めること。】 発生している不適合への対応手順を確立することと、将来、発生する可能性のある不適合を特定し対応するための手順を確立することが求められています。 【a)不適合を特定し、修正し、それらの環境影響を緩和するための処置をとる。】 不適合を特定するためには、まず、あなたの組織で不適合の基準を決めなければなりません。その基準に従って不適合を特定します。不適合を発見した場合はまず、緩和処置を行わなければなりませんので、緩和処置を取ることを手順に定めておきます。 顕在不適合の基準 ・利害関係者とのコミュニケーションに基づく不適合 ・法的およびその他の要求事項に対する不適合 ・監視及び測定における不適合 ・内部監査における不適合 ・マネジメントレビューにおける不適合 ・外部審査および外部監査による指摘・不適合 ・目的・目標の未達成と実施計画の進捗遅れ 【b)不適合を調査し、原因を特定し、再発を防ぐための処置をとる。】 不適合は発生した場合に原因を究明し、再発を防止するための処置を取ることを手順の中に入れなければなりません。 【c)不適合を予防するための処置の必要性を評価し、発生を防ぐために立案された適切な処置を実施する。】 不適合を予防するための必要な処置とは、潜在不適合のことを言っています。まず、潜在不適合の基準を決めなければなりません。 潜在不適合の基準 ・是正処置案件ごとに不適合情報を水平展開(横展開)し、類推し、潜在的な問題を抽出する。 ・あらゆる問題・情報を種々の切り口から整理・分析し、類推し、潜在的な問題を抽出する。 要は他部門、他社で発生した環境問題を自部門、自社で展開すること。 アラートレベルを設定し、アラートを超えたら不適合とする。 などです。 そして、発生を防止するため、まず、実態調査にて予防処置の必要性を評価し、適切な予防処置を実施しなければなりません。 【d)とられた是正処置及び予防処置の結果を記録する。】 これに関しては、何らかの報告書(たとえば、是正処置報告書)を提出する決まりにすれば、記録されることになります。 【e)とられた是正処置及び予防処置の有効性をレビューする。】 有効性の見直しです。是正処置および予防処置実施後の効果が、処置案計画時に期待したレベルに達しているか、または、残ったリスクが許容できる範囲かなどの観点から判定すれば良いでしょう。 【とられた処置は、問題の大きさ、及び生じた環境影響に見合ったものであること。】 是正処置や予防処置の活動には、必ずコストや労力を伴うため、問題の大きさや生じた環境影響に吊り合うものとすることが必要です。費用対効果が大切ということになります。 【組織は、いかなる必要な変更も環境マネジメントシステム文書に確実に反映すること。】 是正処置や予防処置が取られた場合は、その内容を運用手順書やEMS文書類に確実に反映しなければなりません。 顕在する不適合が発生した場合は、緩和処置を行い、原因を究明し、是正処置を行う。その後、有効性のレビューを行い、運用手順書等に反映させるという順序になります。 潜在する不適合が発見された場合は、実態調査を行い評価し、予防処置を行う。その後、有効性のレビューを行い、運用手順書等に反映させるという順序になります。 |
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