ISO14001対策室
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ISO14001取得に悩める方へ |
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4.5.5内部監査TOPへ戻る 内部監査員教育資料 A:内部監査員 E:環境管理責任者 C:従業員 問題になっています。下の方に回答があるので、挑戦したい方は注意して下さい。 4.3.1環境側面 A 製品Hに関して管理できる環境側面(直接環境側面)は何がありますか。 C 製品Hはプラスチック材料を使用しているので、廃プラスチックが一番大きな環境側面です。 A 製品Hに関してあなたの部署で管理できないが環境影響が大きいと思われる環境側面はありますか。 C 製品Hは使用する資材が多く、その資材を輸送するために使用するダンボールケースが全て廃棄物となるため、大きな環境影響を及ぼしている環境側面です。 A 製品Hの製造に係わる環境側面はどのようなものが特定されましたか。 C 「環境側面調査シート」にて調査した結果、これだけのものが特定されました。 A 特定された環境側面からどのように絞込みを行いましたか。 C 課長、部長と協議を行い、環境への影響、課の問題点、部の目標を考慮して絞込みました。 A 絞り込まれた環境側面からどのようにして著しい環境側面を決定したのですか。 C 環境管理責任者、ISO事務局と当課課長、部長と私で協議を行い決定しました。 A どのような環境側面が著しい環境側面に決定しましたか、また決定した根拠を示したものはありますか。 C この「環境側面調査議事録」に著しい環境側面と、根拠が記載されています。 A 目的・目標に上げることまで決定されていますが、どのような理由でこうされたのですか。 C 著しい環境側面を決めるときに、どれほど削減できるかも合わせて協議した結果です。 A 全ての著しい環境側面に目的・目標が設定されていますが、どのような理由からでしょうか。 C 著しい環境側面に上げた環境側面は全て目的・目標を設定しなければならないからです。 A 著しい環境側面の決定と目的・目標に取り上げることを示した手順は確立されていますか。 E 著しい環境側面を決定することは、マニュアルの4.3.1環境側面で定めています。 A 組織が管理できない環境側面(間接環境側面)はどのようにして抽出しましたか。 E ISO事務局が各部署へ調査を実施し、「環境側面調査シート」にまとめました。 A どのような間接環境側面が抽出されましたか。 E これが抽出された間接環境側面です。また、各部署にて上がってきた間接環境側面もあります。 A 間接環境側面で著しい環境側面となった側面はありますか。 E あります。「著しい環境側面/環境目標実績集計表」に記載してあります。 A 環境側面の見直しはどのようにして行うのですか。 E 絞り込まれた環境側面を見直し、その根拠を「環境側面調査議事録」に残します。 A 設備の新設、増設、改造等があった場合は環境側面を見直すことになっていますか。 E これも同様に絞り込まれた環境側面の見直しを行います。 A 特に見直す事由がなくても、見直しを行わせる権限を持った人は誰ですか。 E 総括責任者と私です。 内部監査員の教育に使用した資料です。ですので、間違いがあります。その間違いとはどこでしょうか? 回答はこのバナーの下にあります。 分かりましたか? 回答 ↓ A 製品Hに関して管理できる環境側面(直接環境側面)は何がありますか。 C 製品Hはプラスチック材料を使用しているので、廃プラスチックが一番大きな環境側面です。 A 製品Hに関してあなたの部署で管理できないが環境影響が大きいと思われる環境側面はありますか。 C 製品Hは使用する資材が多く、その資材を輸送するために使用するダンボールケースが全て廃棄物となるため、大きな環境影響を及ぼしている環境側面です。 A 製品Hの製造に係わる環境側面はどのようなものが特定されましたか。 C 「環境側面調査シート」にて調査した結果、これだけのものが特定されました。 A 特定された環境側面からどのように絞込みを行いましたか。 C 課長、部長と協議を行い、環境への影響、課の問題点、部の目標を考慮して絞込みました。 A 絞り込まれた環境側面からどのようにして著しい環境側面を決定したのですか。 C 環境管理責任者、ISO事務局と当課課長、部長と私で協議を行い決定しました。 A どのような環境側面が著しい環境側面に決定しましたか、また決定した根拠を示したものはありますか。 C この「環境側面調査議事録」に著しい環境側面と、根拠が記載されています。 A 目的・目標に上げることまで決定されていますが、どのような理由でこうされたのですか。 C 著しい環境側面を決めるときに、どれほど削減できるかも合わせて協議した結果です。 A 全ての著しい環境側面に目的・目標が設定されていますが、どのような理由からでしょうか。 C 著しい環境側面に上げた環境側面は全て目的・目標を設定しなければならないからです。 間違いと言えるでしょう。 規格要求事項には、「技術上の選択肢、財務上、運用上及び事業上の要求事項、並びに利害関係者の見解も考慮すること。」とあります。これはこのような理由で対応できないものまで、目的・目標にしなくても良いということになっています。また、これは逆のことも言えます。目的・目標に取り上げられていないものが、このような理由により目的・目標に取り上げられることも予測しなければなりません。 A 著しい環境側面の決定と目的・目標に取り上げることを示した手順は確立されていますか。 E 著しい環境側面を決定することは、マニュアルの4.3.1環境側面で定めています。 A 組織が管理できない環境側面(間接環境側面)はどのようにして抽出しましたか。 E ISO事務局が各部署へ調査を実施し、「環境側面調査シート」にまとめました。 A どのような間接環境側面が抽出されましたか。 E これが抽出された間接環境側面です。また、各部署にて上がってきた間接環境側面もあります。 A 間接環境側面で著しい環境側面となった側面はありますか。 E あります。「著しい環境側面/環境目標実績集計表」に記載してあります。 A 環境側面の見直しはどのようにして行うのですか。 E 絞り込まれた環境側面を見直し、その根拠を「環境側面調査議事録」に残します。 A 設備の新設、増設、改造等があった場合は環境側面を見直すことになっていますか。 E これも同様に絞り込まれた環境側面の見直しを行います。 ここが間違いです。 絞り込まれた環境側面だけでは、環境側面の見直しになりません。特に設問にあるように、設備の新設、増設、改造等があった場合は、その工程、又は作業場の環境側面の再抽出が必要となるでしょう。 A 特に見直す事由がなくても、見直しを行わせる権限を持った人は誰ですか。 E 総括責任者と私です。
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