用語の説明
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ISO
ISOとは世界の規格を統一するために万国規格統一協会(ISA)を担うために設立された機関のことで、International Organization for Standardization、国際標準化機構と訳されます
略式が「IOS」ではなく「ISO」になったのはいくつかの説があります。ギリシャ語で「相等しい」「均等」「均質」という意味を持つ「ISOS(イソス)」からきた説と、前身である「万国規格統一協会(ISA)」が呼びなれているからという説があります。(個人的には、誰かが間違ってIOS→ISA→ISOとごっちゃになって最終的にISOに落ち着いたのでは・・・と思うのは私だけでしょうか・・・)
ISOには物に関係する規格と仕組みに関係する規格があります。物とは物で、ねじ、フィルムの感度、クレジットカードのサイズ等で、仕組みとは品質、環境のマネジメントシステムです。
ISOは非政府間機構である。ISOは、スイス民法第60 条及び関連条項に従って、スイス国における法人格を保有しています。 ISO会員の約70%以上は、政府機構又は公法(Public Law)で規定された法人組織です。その他の会員はそれぞれの国において、すべて公共の行政機関と密接に結びついている。 ISOは、国際連合(経済社会理事会:ECOSOC)及び関連のある国際機関、及び国連専門機関での諮問的地位を有しているので、非政府間機構とはいえかなりの影響力を持っているといえます。
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